2007年11月24日土曜日

タワーマンション・ライフ(28)秋が来た


タワーマンションでつらいのは、窓の外にほとんど季節を感じるものが見えないことである。
もちろん、遠くの山や公園の緑が色づいてきたことは、よく眺めれば分かるのだが、少なくても窓やベランダから見える景色として味わえるものではない。

神戸や滋賀などに建設されるタワーマンションは、六甲山や比良山の紅葉が眺められるような住戸もあるんだろうねえ。

そうすると、せめてベランダにでも緑の変化が見える花木を植えたいと思うんだけど、あまり植木などを置いてあるお家はない。やはり少ないとはいえ強風のときの対応が大変なことが原因かとも思うが、水を与えるときなど、ベランダでは、風で水が飛ばされると下層への影響が大きいこともある。何よりも、土や水だけでなく、はさみやスコップなどを落としたりすると、えらいことになるという警戒感が植物の栽培を控えている理由ではないかと思う。 そう言えば、ベランダに植木などが置いてあるのは、比較的低層階の住戸のようだなあ。

やっぱり、自宅から出て、マンションの敷地の木々や、近くの公園の緑に助けてもらうことになる。このマンションは、玄関の向かいの公園で、イチョウなどが色づいて秋の到来を知らせてくれるが、こういう場所がないと本当に季節感が感じられなくなるよ。

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