2007年11月8日木曜日

タワーマンション・ライフ(15)病院というお守り








自分たちの住む場所を検討するに当たって、病院も重要なファクターだと思う。


ボクは、最近、脳出血になり、初めて自宅から救急車で病院に運んでもらったが、そのとき運び込まれた病院が「大阪厚生年金病院」で、タンカーで運び込まれた救急車が走り出した途端に病院に着いてしまった。こういう緊急時に、救急病院が近いことはとても安心である。救急車で運ばれるときは、ある程度離れていても病院までの距離がそれほど気になることはない。むしろ、自宅療養中に体が不自由な患者として通院するときや、家族が突然、病気になったとき徒歩で駆けつけられる病院があるのは、とても精神的に安心感がある。特に、家族が時々患者の世話のために行き来できる距離に入院していることは、患者にとっても家族にとってもなんともありがたいものだ。

ボクの住んでいるマンションは、病院については過剰なほどの数がある珍しい場所だ。先日、緊急入院した「大阪厚生年金病院」は、マンションの前の公園の向こうにある総合病院である。まだ建替えてそれほど経過していないので、比較的きれいな病院である。
マンションの反対側の中之島には、最近、近くから移転新築された「住友病院」がある。ここでも、時々診断をしてもらったことがあるが、内外ともめちゃきれい。まるでホテル並みで、入院するとお金がかかりそう。レストランも緑が見える明るいガラス張りで、入院していなくても入ってみたくなる。全国的にも、評価の高い病院として知られている。

川の上流に行くと「関西電力病院」がある。ボクはあまりお世話になったことはないが、最近PET(動物病棟を作るのかと思ったら、ガン早期発見のPET検査棟だった。)棟が完成した。

以前は、その上流に「大阪大学付属病院」があったが、千里のほうに移転し、跡地に朝日放送本社ビルなどが建設中である。

また、マンションの玄関のすぐ前に「手島病院」があり、コンパクトな行き易い病院として、ときどき相談に行っている。
多分、堂島川の上流の方から川の上に建設されている阪神高速道路が、途中で川から逸れたのは、多数の病院やマンションが川の両側にあったことが、大きな要因ではないかと思っている。

確かに、病院が近いとうれしいのだけど、これだけの病院があると、救急車のサイレンが昼夜鳴り響くことになる。この音は、マンションの高層部でもよく聞こえるので、気にはなるけど、こればかりは仕方がない。






0 件のコメント: