2007年11月7日水曜日

タワーマンション・ライフ(13)低層階vs高層階


高層であろうとなかろうと、マンションは、眺望がいいに越したことはない。特にタワーマンションは、眺望をウリにしているので、高層階に住みたいのは当然だけど、大体、上層階は居住面積も広く高価なのが普通である。特に最上階に近い部分は、100平方メートル以上で設備も高級になって、億ションであることもしばしばである。例えば、今、近くで建設中の50階建てのタワーマンションは、最上階が4億円以上の価格だそうだ。

ボクも、タワーマンションを買うなら高層階と思っていたので、最上階を希望したが、このマンションが建った頃は、そんなにタワーマンションブームでなかったし、特別な仕様でもなかったので、そんなに高価なものではなかった。しかし、同じフロアの住戸の中には、34畳くらいの広いリビングをプールバーに改装し、土日だけ来て楽しんでいるというすごいお家もあるらしい。

このマンションは43階建てで、380戸くらいの住戸があり、低層階用2基と高層階用2基のエレベータが装備されている。エレベータが混みあって大変かなと予想していたが、あまり混んだエレベータに乗ったことがない。確かに、出勤時のラッシュアワーには多少混むし、小学校の生徒が団体で登校するときは、エレベータと出入り口に生徒がわんさかいる時間帯もある。しかし、エレベータが込み合うという経験はあまり感じない。ボクの会社の事務所が梅田の高層ビル(大阪駅前第3ビル)にあったが、ここのエレベータはものすごく利用されるせいか、めちゃくちゃ混みあう。少なくとも、マンションの人の動きはすごく少なくて、半分以上は乗員1人という状態である。(これは、ボクが普通の人と行動時間が違っているのかも知れないが。。。)

よく、エレベータで高層階のボタンを押すことが、優越感に浸れるのではないかと言う人もあるが、あまり気にしていないと思う。もちろん、自分の階より高層階のボタンを押す人がいたら、「見晴らしのいいところに住んでいていいなあ」と思うかも知れないが、20階以上に住んでいる人は、どの住戸からでも見晴らしがいいだろうから、あまり気にならないのだろう。しかし、タワーマンションを買う人は、ある程度、優越感を抱いている人が多いかも知れないので、より高層階にステータスを感じる人もいるだろうと思う。
ボクは、優越感というより、とにかく少しでも上の方から景色を眺めたいという一心で、最上階を希望したんだけどね。

それよりも、エレベータで途中で出る人が「お先に失礼します」などと、ちゃんと挨拶する人が多いのには感心する。小学校のガキでも挨拶する子がいるんだ。ま、中学生、高校生くらいの学生は、あまり挨拶をしないようだけどね。

0 件のコメント: