2007年12月27日木曜日

タワーマンション・ライフ(43)めちゃ怖~い






タワーマンションに住んでいて怖いと感じることはほとんどないが、全くないわけではない。ベランダに出るときはそれなりに緊張感がある。洗濯物を手すりの間から落としたら大変とか、バケツの水をひっくり返したら被害が大きいだろうとか、考えることはある。

しかし、ベランダの手すりはそれなりに高くて頑丈なので、自分が落ちるのではないかなんて心配はほとんどない。手すりに寄りかかって、遠くの風景をのんびり見ていて、ハッと気がつくとスリッパが落ちそうになっていたこともある。

もし、寄りかかっている手すりがはずれたら。。。。なんて考えると、メチャ怖い。したがって、この期に及んでそんなことを考えてはいけないのだ。

今まで、本当に怖いと思ったときが何回かある。

1つは、ベランダにWebカメラを取り付けようと、椅子に乗ってベランダの天井にカメラを取り付けたとき。ただし、この作業をしてくれたのは、ボクではなく、知人の友達の若い子だ。作業をしている人の足元がベランダより高くなったときは、見ている方も怖い。また、エアコンの室外機を天井に取り付けてある器具に乗せるときは、電気工事屋さんが「これは、ちょっとヤバイ。。。」なんてブツブツ言いながら取り付けていたが、室外機のような重いものをベランダで高く持ち上げるなんて、かなり怖い。高所恐怖症の人は絶対無理と思う。

ボクがビビったのは、衛星放送のアンテナをベランダに取り付けたときだ。ベランダから乗り出してアンテナの位置を調整し、外側からねじ止めしないといけないのだ。アンテナ本体が落下したらえらいこっちゃということで、ビニールの紐で結んでおいて安全策を採用したが、さすがに金属製の停め具やンネジ類はそうはいかない。手すりの間から手を入れて、ネジ穴を探して必死で押さえる。もっと怖いのは、そのネジを締めるためにドライバでまわす作業だ。

手が滑ったら、当然、ドライバはまっ逆さまに落ち、下に人がいたら確実に頭にグサリだ。おまけにこんなややこしい状況で無理に体をひねってネジを回すのは大変つらい。できるだけ、下を人が通らない時間にやりたいが、夜中はもっと怖い。ボクは一人で頑張ったけど、最低2人で安全性を確認しながら行うべきだ。

カメラでベランダ越しに下を写すときも、手が滑らないように最新の注意を払う。落下したら最後、カメラはバラバラは当然だけど、人に当たったら死亡する可能性だってある。

ということで、ベランダの作業はめちゃ怖~い。

2007年12月23日日曜日

タワーマンション・ライフ(42)事件だ!火事だ!


都心に住んでいると、事件や事故が多いのは止むを得ないとある程度は覚悟の上だ。特に大阪の都心などと言うと、日本で最も治安の悪い街のようなイメージがある。

確かに、ボクが池田市というエレガンスな街から、大阪市福島区というやたらダサイと思っていた地区に引っ越すときは、事前に街をウロウロ歩き、地元の人に失礼だったけど「この辺りは、事件が多いですかねえ?」と聴いて回ったものだ。ところが、「いや、比較的平穏な街ですよ。」とのことだった。

実際にこの地域に住んでもう30年になるけど、確かに事件らしい事件はほとんど記憶にない。パトカーが非常ランプを点けているのを時々見かけるけど、ほとんど交差点での交通事故くらいで、それもそんな大きな事故には遇ったことがない。まして、ピストルを撃ちまくったということもなく、危ない大阪というイメージからは想像できないほど静かだ。

ちょうどボクのマンションの前の道路があみだ池筋と大阪中央市場へ行く通りとの変則的な四つ辻になっていて、結構、危ないところなんだけどね。ま、かつて、自転車と乗用車が衝突したので、目撃者を探す警察のポスターが張ってあったので、ときどき小さな事故は起きているらしい。

そう言えば、この間、近くの阪神電鉄・野田駅前で、参院選で運動中の舛添要一氏の運動員が尼崎市の男に刺されたというこの辺りでは珍しい事件が起こったけどね。

火事もほとんど発生していない。先日、写真のようにパトカーが数台いたので、喧嘩かボヤがあったのかも知れないけど。マンションに居るとき、年に1、2回は、消防車が列を成して走っているのを見ることがある。高層階から眺めると、かなり広い地域に渡って火事の煙や駆けつける消防車を見ることができるのだが、あまり見たことがないなあ。

そう言えば、かつて一度、遠くでもうもうと煙を上げてビルか工場が燃えているのを見たことがあった。火事は江戸の名物と言う訳じゃないけれど、近くで火事が発生したときなど、高層階のベランダは絶好の見物席になる。逆に自分のマンションが燃えたときは、付近の人にとって絶好の見物の対象となるだろうけどね。

2007年12月22日土曜日

タワーマンション巡り(2)グランスイート中之島タワー



散歩の途中で、国立美術館に立ち寄ったが、その道向かいに建っているのが「グランスイート中之島タワー」だ。

このマンションは、隣に建っている「セレッソコート中之島」をまさに購入しようとしていた時に、現在のキングマンション堂島川に急遽変更した思い出がある。このときは、中之島にマンションが建設されるのはこれが最後かと思ったためだ。

その後、このマンションの隣にあった有名なうなぎ料理店「竹葉亭」の跡地にタワーマンションが建つと聴いて驚いたものだ。それが、この「グランスイート中之島タワー」である。

なんてったって住所が「大阪市北区中之島4丁目」だよ。

朝日新聞社やフェスティバルホールのすぐそばと言ってもいい場所で、その向こうは国立美術館、大阪市立科学館、となりは関西電力本社というものすごい立地で、土地のステータスは最高!

エントランスも明るく重厚で、いい雰囲気だ。

しかし、一度、知人のうちに伺ったことがあるが、中之島から眺める川の風景は、窓が小さい上ベランダが狭く、あまり素敵な眺めとは言えなかった。これは、部屋によって、眺めがまったく異なるのでその辺りは良く分からないが、中之島の風景を眺める楽しみとしては、東側の朝日新聞社と土佐堀川、西側の美術館や科学館などが素敵だと思う。

都心にしては比較的土地が広いので、マンションの裏側の駐車場などは、玄関と違う方角の道からゆとりを持って出入りできる。

問題は、やはりスーパーなどの生活用品を購入できる店が少ないことだが、朝日新聞社の地下に行けばいくつかの店はある。

現在、堂島川を渡ったところに、朝日放送やピーコックが建設されているので、徒歩5分くらいのところで食料品などを購入できるようになるだろう。

いいところは、文化砂漠にあって、めずらしく文化施設に囲まれていることだ。

上記の施設のほかに、http://www.nakanoshima-style.com/culture/culture3.htm、立替が迫っているが「フェスティバルホール」、
大阪大学中之島センター、中央公会堂 中之島図書館 東洋陶磁美術館大阪国際会議場 というように、もう目白押しだ。

したがって、大阪の都心に事務所や勤務先があり、文化に浸りたい人には絶好のお勧めマンションだ。

2007年12月21日金曜日

タワーマンション・ライフ(41)たまには美術鑑賞



秋はもう通り過ぎてしまったが、自宅マンションの近くを散歩していて国際国立美術館の横を通ったとき、次々と人が入管しているので、ひょいと見ると開館30周年記念のコレクション特集をやっていた。

これまで、あまり絵画を鑑賞する機会もなかったので、今日はチャンスだとばかり、ボクも鑑賞することにした。

この美術館は、これまで千里の万博公園にあったのだけど、3年前に中之島に移転新築されたもので、地上は金属製のモニュメントだけで、建物はすべて地下という構造。穴を掘るだけで、建物が要らなかったから安く建設できたのかな?と勘ぐってみる。

今日は、ピカソやセザンヌ、藤田、佐伯祐三、デュシャンなどの近代絵画がB2階,B3階に渡って展示されていたが、結構大作が多く歩き疲れた。

残念ながら、ほとんどが近代抽象画で、ボクにはよく分からんものが多かった。

う~ん、と頭をひねりながら絵を眺めていると、先日見た刑事コロンボの映画を思い出した。

コロンボが美術店に聞き込みに行って抽象作品を見ていたがさっぱり分からず、値段を聞いてびっくりしていた。そのとき「こちらの絵はいくら?」と、通風孔の吸入口を指差して、係員の失笑を買っていた。

ボクも、眺めている絵の横の鉄製のドアにやたら親近感を抱いて、我ながらおかしかった。

それにしても、大きなキャンバスに盛り上がったように色が塗ってある絵を見て、絵の具代を心配をしたり、額のほうが絵よりも高いのではないかと考えたり、絵画そのものから感動を受けることはあまりなかったが、結構いろいろと考えさせられた。

極めつけは、彫刻のコーナーにあった。赤いコカコーラの段ボール箱に新聞が丸めこんであった作品だ。(というか、作品だと思う。)なんじゃ、これは?

まあ、絵を見て自由に思考を巡らせるのが、抽象絵画の一つの目的かもしれないが、こんな大きな施設を建設して、訳の分からん絵を大事そうに展示していることや、絵の説明文も、後から無理やり説明しているような気がしたことや、その絵を描いた画家に「よかったね。あんたはまだ正常です」と言われているような感じがした。

まあ、外国人が雑音と思っている蝉の声に日本人が聞きほれている位だから、文化や民族によって求める感性が違うのだと思うけど、日本人が描いた絵も訳が分からん。多分、日本で絵画の勉強して芽が出ず、思い切ってフランスに渡ったが、フランス人らの抽象画を見て衝撃を受け、やけくそで誰にも理解でんじゃろうと思って書きなぐった絵がこれなんだろう。とでも思わないと、入場料を払って何の感動も受けなかったことに腹が立つ。

このように、自分の正常な感覚を再認識させてくれる美術館など、自宅の近くにあれば脳の定期健診の一環として役立つこと、請け合いだ。

2007年12月19日水曜日

タワーマンション・ライフ(40)国際会議場



ボクのマンションのすぐ前に堂島川が流れており、堂島大橋を渡ったところに、大阪府立の国際会議場がある。かつて、ノック知事が大阪にサミットを誘致するために建設されたものだ。

ボクも、落成してから、この会議場を毎月1回利用して「平成貴族の会」を開催していた。最近は、仕事や入院のドタバタでお休みになっている。

他には、都市問題に関するシンポジウムや情報セキュリティに関するセミナーなど、主催者でなく参加者として、よく利用させてもらった。

娘なんかは、ときどき開かれるコンサートにも参加していた。

もともと、この場所には、大阪国際貿易センターの建物やガソリンスタンドがあったが、サミット誘致を目指すと言う号令一下、さっと立ち退いて、ドカーンとこの建物が建設された。

あまり、すてきなデザインとは思わないけど、最近慣れてきたせいか会議場の風情を感じてきた。

ボクは、2階にある喫茶店や、5階と12階のレストランをよく利用する。
特に、12階のレストランのシーフードカレーは、うまい。(ちと、高いのがたまにキズだが。。。)

相対的に、会議室の利用料が安いので、部屋の予約はなかなか混みあっていて難しい。

しかし、自分の住んでいる近くにこのような施設があると、人によるが、それなりに有効活用できる。
ボクは、再び、いろんな仕掛けを考えたいと思うので、非常にありがたいと思っている。

タワーマンション・ライフ(39)ローンは大変


「タワーマンションに住んで、いいなあ。」と思っている人もいるだろうね。

購入するときは、販売会社の社員の方と、雁首を並べて一所懸命ローンの借入れプランと返済プランを考えたけど、正直、先のことはわからんもんね。

ボクなんか安サラリーマンだったから、いろんなマンションを探したよ。

タワーマンションも一度は住んでみたいと思ったのでなけなしの退職金をつぎ込んで買ったのはいいけれど、その後はじめた事業がなかなか収入に結びつかず、おまけに病気で入院してローンが滞納することも多くなった。

まあ、都市銀行や住宅金融公庫、年金福祉協会などからの融資なので、ミナミの帝王が怒鳴り込んでくることはないけど、督促状やらなんやらじゃんじゃん送られてくるから気になるじゃん。

ボクはお金の勘定は大嫌いなので、こういうときは勘定好きな友達の知恵を借りるに限る。

で、最初の相談は、銀行OBでコンサルタントのS氏。

「1億にもならん借金のことで、ばたばたする必要はないじゃないですか。しょ~もない。」

いや、あのね。500万の借金でも自殺する人がいるんですが。。。

この方には、事業で100億くらい借金が嵩んだ時、また相談することにしよう。

次に、1億以下でも相談に乗ってもらえるアドバイザのI氏。

いろいろなアドバイスを受けた後、一緒に銀行に行ってもらって元気に対応してもらった。けど、最近ちょっと別の仕事が忙しくなったようで、なかなかお会いできない。

それでは、と知人に紹介してもらったM氏と、ゆっくりと解決案を探るということで、相談している。

この方とは、ボクが得意なIT分野と、彼が好きな不動産分野の知恵を出し合って、おもしろい仕掛けを考えたいと思っているので、まあ、一石二鳥だ。

ま、どのように返済するかを銀行の担当者とじっくり相談して、当面、返済のリスケジューリングを行うことになるだろうね。

なかなか、他人の借金のことだとおもしろい知恵が湧いて来るんだけど、自分のこととなるとさっぱり名案が浮かんでこないものだ。

ま、たかがマンション程度の借金でどたばたするのも体に悪いので、ぼろ儲けの夢でも見ながら、当面の解決策を見つけることにしようっと。

これも、また、人生ゲームではないですか。

2007年12月18日火曜日

タワーマンション・ライフ(38)おいしいコーヒー


ボクは、コーヒーが大好き。

自宅でも、エスプレッソマシンを購入し、簡単にうまいコーヒーを飲みたいと思い、いろいろとトライしている。

自宅の近くを歩いていたとき、ある喫茶店の前に「コーヒー講習会」のパンフレットが置いてあったので、早速、参加申し込みをした。

当日は、10人ばかりの受講者が参加し、和気藹々の講習会だった。

コーヒーって、めちゃデリケートな飲み物で、それ故、豆の選び方、焙煎の仕方、弾き方、濾し方、飲み方だけでなく、それを執り行う機器の種類や使い方まで、いろいろと凝ることができる場面が用意されている。

ここでの講習では、最も一般的な道具を使って、おいしい入れ方を学んだ。

おおまかに、お聞きしたノオウハウを書き出してみると、以下の通り。

・100度に沸かした湯を、冷えたポットに2回移し変えて、85~82度の温度に冷ます。
・豆の聞き加減は米粒の半分~2/3くらいの粒とし、カップで1人前20gを掬い取る。
・ドロッパーに濾紙の下と横を折って入れ、コーヒー粉を平らにフンワリと入れる。
 (上下にトントンとしては、いけない)
・ドロッパーのコーヒー粉の上に、ドロップポットを使って、お湯の雫を「置く」ように全体にポタポタと垂らす。舌に、濃いコーヒーが2~3滴落ちる程度で停める。
・コーヒー粉が、山のようにぷくりと盛り上がったら30~40秒くらい、蒸らしすために待つ。
・ドロッパーの粉の高さを変えないように、お湯を細長く満遍なく蒸らしたコーヒー粉の飢えに垂らす。
・2回目のドロップは、入れたい分量の1/3程度の量になるまで、濃いコーヒーをおとす(作る)。
・3回目のドロップは、お湯を「の」の字を描くように入れ、薄いコーヒーを希望の量までおとしていく。
・お湯が、すべて落ちきる前(粉が陥没する前)に、ドロッパーをどけて、コーヒー粉を捨てる。

と、まあ、こういう感じだ。 わかった?

この蒸らしの時間や、ドロップにお湯を入れる速度などで、できあがったコーヒーの渋み、苦味、酸味などが変化するので、自分の好みの落とし方を見つけるのが、コツだという。

ボクは、これらの道具を持っていないので、今度の講習までにオークションなどで導入しておこう。

今回の話題は、全然タワーマンションに関係なかったけど、下界を眺めつつ。暖かいコタツで飲むコーヒーも格別なもんです。

高層で空気が薄くなって。。。というほどのものでは、ないしね。

2007年12月16日日曜日

タワーマンション・ライフ(37)孤立した建物の素敵さ


タワーマンションの最大のウリが眺望だとしてたら、そのマンションがどこに建っているのかは大きな問題だ。

ほとんどの場合は、都心にある訳だから、周りに高層ビルや高層マンションが多く建っている可能性も多い。

しかし、できることなら目も前に同じような高層ビルや高層マンションが建っていて視界を妨げられるのはうれしくない。

マンションを購入するときは、絶対考えておかねばならないことは、自宅の眺望の方角に後から高層ビルが建たないこと、建つとしたらどこに、どれくらいの高さになるか、予想できる限り考えておく必要がある。

いくら入居時にすばらしい眺望を得られたとしても、そのうち、同じような高層マンションが目の前に建設されたら、すごいショックだ。あらかじめ、分かっているなら、残念!と思うだけだろうが、今まで広がっていた眺望がまたたく間に閉じられ、向かいの高層マンションのベランダに置き換わったときのショックはとっても大きい。

都心にあって、孤軍奮闘という高層マンションが一番いいんだけど、これが、なかなか難しい。こればっかしは、自助努力でどうすることもできないのだ。

例えば、ベランダの向かいに何も障害物がないのが最高で、できれば、海や山やネオンの海などがドカーンと見えるのがいい。その次としては、公園や川や海のようにほとんど建物が建設される可能性がない方角がいい。一般道路や高速道路も後から建設はされないかも知れないが、音がうるさい。

既にマンションの周りに建物がある場合は、できるだけ、その建物をクリアできる高さのフロアを探すべきだ。ボクなんか、ベランダの向かいにビルやマンションが立ちはだかるのは、ぜ~~ったいヤだから、もし建つと分かったら自宅を売り払って直ぐに出て行くと思う。

ま、写真で見るようにボクが住んでいるマンションは、南側に堂島川があり、北側の大きな下福島公園に挟まれた土地で、孤軍奮闘という状況だから、その点ではかなりまれな場所に位置している。少なくとも、公園や川の中に巨大な建物が立つことは、あり得ないからだ。それに、西側は駐車場の建物を含む自分たちの共同所有地だ。東側は道路ではあるが、その向かいに高層ビルが建つ可能性はある。しかし、その方向は、自分のマンションの避難用のベランダ側で実質上十戸は1軒もないし、朝の日光をさえぎられる可能性もないので、非常にうまい配置だと言える。

しかし、今後、下福島公園の向こう側の日産販売大阪本社の跡地には50階建てのマンションの建設工事が始まったし、堂島川を挟んだ中之島エリアは、今は駐車場なので、遅かれ早かれ50階建てくらいの高層マンションなどが建設されるだろうことは、明らかだ。

例え、その場所に高層マンションか高層ビルが建ったところで、ベランダから100メートルくらい離れているから、大きく眺望を妨げられることはないだろう。

将来まで、眺望と言う、入居者の宝物を失わないで済むかどうかを、可能な限り想像しておくことは大切だと思うよ。

2007年12月13日木曜日

タワーマンション・ライフ(36)ホテルも使いよう


ボクの住んでいるマンションの近くに「リーガ・ロイヤルホテル」がある。このホテルは大阪の代表的なホテルで、天皇が大阪にこられた場合の定宿であり、外国からの賓客などもよく宿泊している。

このホテルに限らず、マンションの近くにホテルがあると、まるで自宅の迎賓館代わり、もしくは、応接間代わりとしてとても利用価値がある。

他にも、展示会やセミナー、文化教室、ディナーショーなど、一般人が参加できるイベントも多い。今頃の季節だと、クリスマスのディナーショーや年末のパーティや、年始のカウントダウンイベントなど、目白押しだ。

ボクは、来客と話をするための応接室として利用したり、じっくり打ち合わせをするための会議室として利用している。きれいなラウンジで着物の女性においしいコーヒーを持ってきてもらって、ゆったりした椅子で窓の外の滝の風景を見ながらおしゃべりするのも、ちょっと非日常を感じられてすてきだ。

そのほか、役に立つのは、ボクんちに来られる人にとって、ホテルの送迎バスを使って便利に自宅に訪ねて来てもらえるのだ。大阪駅からは、何と6分ごとに出発するので、市バスよりよほど便利だ。淀屋橋にも15分ごとに出ている。

タワーマンション・ライフ(35)挨拶は民度のバロメータ


別に、タワーマンションがどうのこうのと言う訳じゃないが、マンションの出入り口やエレベータで、住民同士が会ったとき、見知らぬ住民同士でもちゃんと挨拶しあっている姿はとてもうれしいし、マンション内の治安のよさを感じさせられる。

ボクもいくつかのマンションを渡り歩いたが、やっぱりマンションによって、挨拶するのが普通のマンションと、ツンとして黙って行き過ぎるマンションは明らかに民度というか、エレガンスさというか、違うんだよね。

住民の中でも、子供を持つお母さん同士はどこのマンションでもとても仲良しに見える。ボクのように、ほとんどの住民との接点がなく、住んでいるのか訪問客かわからない者がどう扱われるかは、結構興味深い。

ボクの住むマンションでは、出入り口では、頭を下げるだけの場合が多。
エレベータの中ではボクが高層階に住んでいるため、最後まで残ることが多いが、ほとんどの場合、「お先に」「失礼します」「おやすみなさい」など、なんらかの声を残して降りていく人が多い。たまに、子供が「さよなら」なんて言ってくれることがあるが、思わず「おお、いい子だね」と言いたくなる。

おじさんもほとんど挨拶するな。若い男性が最もダメだね。若い女性は、ほとんどの場合、挨拶しているね。

管理人としゃべったり、管理組合の委員の方としゃべっていると、住民の中には結構、無理難題を言ってくるクレーマがどうしてもいるらしい。ま、300世帯近くも入居していれば、中には難しい人も居るよね。

ボクは、中古マンションを探すときは、エレベータに乗ってみると、荒れたマンションかどうかが、最も端的に現れるのじゃないかと思う。

2007年12月8日土曜日

タワーマンション巡り(1)大阪ウエストゲートタワー




最近、新築なった福島区役所にマンションの前の停留所から100円バスで行ったが、区役所のすぐ近くに建つ「大阪ウェストゲートタワー」というマンションの近くに行った。





以前、このマンションも興味があって、モデルルームにでかけたことがある。

2003年築のこのマンションのうれしいところ?は、区役所が道の向かい側にあり、福島警察署が隣にあることで、言わば福島区のど真ん中だ。

ま、あまり区役所や警察署に行く用事はないんだけど、何かあったときに便利だよね。

野田阪神の駅までは徒歩5分で、広い歩道を歩いてすぐだから、通勤には便利だ。地下鉄千日前線や、JR東西線海老江駅も同じ距離で到着するので、まあ、どこに行くにも便利だと思う。

野田阪神駅の近くに大型スーパーがあるし、野田新町商店街にも近く、交通とお店には不自由しない。

一番、問題だと思うのは、敷地が狭いので緑や遊び場がほとんでなく、ごちゃごちゃした街の中の建物になっていることだ。

ただし、玄関は広い歩道に面しているし、裏側には、低層3階建てくらいのかなりりっぱな駐車場があり、その屋上は庭になっているので、住んでいる人にとって狭苦しい雰囲気はないと思う。

しかし、周辺が美しいかと言えば、幼稚園や民家などと接しているものの、あまり美しい街とはいえない。特に近くに公園などの広場がなく、ゆっくり寛げる場所がないのはつらい。



建物自体は、一階部分は石張りのようなイメージで、比較的いい感じだ。玄関は、あっさり作られていてこれと言った特徴はないが、悪くはない感じ。



建物は、白が基調のガラスを多用した形になっており、ベランダは小さい。


ベランダを削ってガラス張りの居間に組み入れる手法は、最近のタワーマンションに良く見られる形式で、居住面積が稼げるのと、ガラス張りの見晴らしを重視したもので、ボクは比較的好きな形だ。

駐車場は、マンションの裏口からすぐのところの別棟にあり、収容台数もかなり多く、特に不便なことはない。

ボクとしてはは、マンションの周辺に川や公園などの自然がほとんどないところに不満が残る。











玄関は、

2007年12月6日木曜日

タワーマンション・ライフ(34)ウォーターレタス


ウォーターレタス? それって何? と思う人も多いだろう。

晩秋になると、毎年、マンションの前を流れる堂島川に大量の水草が流れるのだ。

最初は、どこから来るのかなあ、と思っていたが、mixiで情報交換をやると、淀川のわんどで、大量に発生しているそうで、この季節になると流れ始めるのだそうだ。

レタスと言っても食べられるものではないそうだけど、春の桜の花びらと同様、季節を感じさせられる風景なのだ。

ときどき、市営の清掃船がやってきて、一所懸命に回収している。

以前は、堂島川も汚くて臭いくらいひどかったけど、最近は、釣りをしている人がいるくらいきれいになってきた。

高層階では、あまり川の存在を実感できないけれど、以前住んでいた12階の部屋では、朝、目が覚めると、川面に反射した朝日が部屋の天井をゆらゆら照らしていとても気持ちが良かった。 だから、川の北側に建つマンションの南向きの住戸がボクは一番好きだ。

そう言えば、何年か前に、こんなこともあった。

夜、堂島大橋のたもとに、パトカーや救急車が沢山やってきて、川面にサーチライトを照射して、ガヤガヤ騒いでいるので、何かなあと思ってベランダから見ていたが、良く分からなかった。後で聞くと、上流で酔っ払いが誤って川に落ちて流されてきたそうだ。

2007年12月4日火曜日

タワーマンション・ライフ(33)朝日放送が来たけど。。。。



今、朝日放送の新社屋ビルが、ボクの住んでいるマンションの近くに建設中で、ほぼ完成に近づいている。

ボクの目から見ると、このビルのデザインは、あまりいただけない。
どう見ても「段ボール・ビル」だよね。

もともと、ここには大阪大学医学部付属病院が建っていて、すごく寂れた雰囲気だったんだけど、病院が千里のほうに移転した後、どうなるのかがなかなか決まらなかった。

しかし、まあ、朝日放送が出てくるのなら、文化的でいいんじゃない?
そのお陰で、この付近は、戦時中、大阪の都心で唯一ではないけど、空襲の被害に遇わなかった古い町並みだったんだけど、どんどん新しい飲み屋などができてきて、街の雰囲気が変わり始めた。

古い街の雰囲気もいいけど、やっぱりおいしい酒が飲めるような粋なお店が沢山できるのは、素敵だね。

このように、マンションのある街の将来の姿を考えると、その周辺にどのような建物が建設されるかに大きく左右される訳で、マンションの販売カタログにもありったけそういう未来が書かれているが、規模が大きいとその建物によって街のイメージが決定付けられるのだ。

放送局などは、文化的にはいい施設だろうけど、そこを中心に集まってくる人たちによって、良くも悪くも街の姿が変わってしまう。

と、言うことで、古い長閑な街だったのが、若者がウロウロし、ごちゃごちゃした店が沢山できるだろうけど、さて、ボクの趣向に合う街になって行くかなあ。。。

2007年12月3日月曜日

タワーマンション・ライフ(32)お友達が次々と。。。


ボクの住んでいるマンションの周りにも沢山、タワーマンションが完成、もしくは建設中だ。最近、建設されたものとしては、知人が入居した大阪城真正面の50階建て「シティタワー大阪」。同じ福島区のやはり50階建ての)、「シティタワー西梅田」や「サンクタス梅田」。中之島4丁目のや土佐堀川を挟んで「パークタワー大阪中之島フロント」。ボクのマンションの前を流れる堂島川の上流に「ヴィークタワー大阪」や。。。。<続く>