2008年5月31日土曜日

タワーマンション・ライフ(65)たまにはカレーを食べよう

ときどき、友達が仕事や遊びの話で訪ねて来てくれる。

今日の友達は、ネットワーク構築の打ち合せを兼ねて、カレーを食べる会を開いた。

H君は、カレーの調理にかなり自信を持っており、「任せてちょうだい」ってなもんだ。

しゃべりたいことがたくさんあって、なかなか料理に取り掛かる時間がない。

夕方、ようやく腹が減って我慢できなくなり、お待ちかねの料理に取り掛かった。




できあがったカレーを、炊き立てのご飯で食べたが、「なるほど、なかなかうまい!」

やっぱし、ちょいと料理ができると楽しいなあ。

2杯、ばっちり食べると満腹になり、幸せ感がイッパイ。

おしゃべりしながら、おいしいご飯を食べるなんて、最高にハッピーだ。

カレーくらい、ボクでも頑張ればできると思うので、これから挑戦してやろう。

2008年5月19日月曜日

タワーマンションライフ(64)ゆっくり考える


ずっとマンションの中に居ると、どうも軟禁状態になったような気がするので、やっぱり時々は外に出てゆっくりと考え事にふけりたいときもある。

そんなとき、自宅の周りにゆっくり腰を下ろすところもないのでは、ちょっと寂しい。

そういう意味では、幸いボクの住んでいるマンションの周辺には、いくつか座って静かに物思いにふけることができる空間がある。

そのうちの1つが、堂島川の向かいに整備された遊歩道だ。

これと言った仕掛けがある訳ではないが、街の中とは思えないほど静かで、この季節には(今、5月)川風が爽やかで、座っていてもとても気持ちがいい。

リハビリを兼ねて散歩するにはもってこいの場所だし、座り込んで考え事をするにもいい環境だ。

自動車の音は、コンクリート製の堤防で遮られるのでほとんど聞こえない。

人通りはほとんど無い。

船は時々往来するけど1時間に1隻くらいの頻度だ。



向かいのマンションから見られているかもしれないけど、ボクも含めてほとんど誰が居るかについて関心もない。

こんなところに完全に現実世界から隔離された空間があるのだ。

普段、気にしなければ、全く気づかないような場所に、市街地にありながら、社会とは全く切り離された自分の空間を確保できることに驚くのだ。

2008年5月15日木曜日

タワーマンションライフ(63)雷

昨日の夜はすごい雷だった。

夜中、パソコンに向かっていると、突然「ドッカーン」とものすごい音がして、椅子から飛び上がりそうになった。

タワーマンションだから、遠くの稲光などは、良く見えるし大阪平野のどこで雷が鳴っても、良く聞こえる。

今日は、このブログを書くために、ベランダに出て雷の写真を撮ろうかと思ったけど、非常にヤバそう。

カメラを持って外に出ることは、まるで避雷針を持って屋根に上がるくらいの暴挙でそれこそ自殺行為のように思えた。

それにしても、ものすごい低音の迫力というか、マンションの部屋の床を響かせて雷音が轟いている。

こんなのは、初めてだ。

まるで、太鼓の中にいるような感じと言ったらいいか。

ひょっとしたら、マンションの上の方が雷雲に埋まっているんじゃないかと思うくらい音が近い。

「ドロドロドロ。。。」という音や、「ドーン」という音が、絶え間なくしている。

こりゃ、仕事にならんなあ。。。と思い、パソコンの電源を消すことにした。

特にUSP(無停電電源装置)なんか設置していないので、落雷でパソコンが壊れたら損だもんね。

2008年5月14日水曜日

タワーマンション・ライフ(62)船遊び

マンションの前を流れる堂島川には、いろいろな船が行き来する。

以前は結構泥舟(泥を運ぶ船)の姿が多かったのだが、最近はだんだん観光客が乗る船の往来が多くなった。

特に、JRのあちこちの駅に置いてあるパンフレットで「なにわ探検クルーズ」と銘打って、道頓堀から堂島川を定期的に運行する観光船の宣伝を派手に行っている。



この「なにわ探検クルーズ」には、上方落語の落語家も乗船し、いろんなおしゃべりも行っているらしい。

ボクも一度乗って、川から自分の住んでいるところを見たいと思っていた。




ところが、ひょんなところから、近くの「はたるまち」オープン記念にタダで船に乗せてもらえることになり、堂島川の水面から陸上の建物なんかを見る機会を得た。

水都大阪と言うなら、舟遊びは不可欠なプレイであるはずだ。




今では想像できないが、仕事をしていた人に聞いたら、その人の子供の頃は、土手から堂島川に飛び込んで泳いでいたそうだ。

それでも、水がきれいとは言わないまでも、以前の汚く臭い水とは違い、水らしくなってきているのは確かだ。

2008年5月10日土曜日

タワーマンション・ライフ(61)要人警備


昨日から、近くのリーガロイヤルホテルに中国の胡錦濤国家主席が宿泊しているので、当然のことながら付近は厳重な警戒態勢がひかれている。

そのあおりで、ボクの住んでいるマンションの周辺でも交差点ごとに警備の警官が立っている。

住民しか出入りしない通用門の方にも警官が立っていて驚いたよ。

ちょうど、夕方、友達が我が家を訪ねて来る事になっており、ロイヤルホテルで待ち合わせた。

ホテルの敷地に入るときやロビーで、持っている鞄の中を改められた。



警備が必要な要人の来版は、年間を通じてそれほど回数が多いわけではないけれど、皇室をはじめ来版した要人のほとんどはリーガロイヤルホテルに宿泊するので、その都度警備が行われることになり、車両の通行規制や歩行者のチェックなどがある。

ま、ボクはそれほど気にならないけど、要人のクルマが到着したり、出かけたりするときは、警備の警官の「ピピー」という笛の音が高層まで聞こえてきて、結構騒々しい。

しかし、こういうVIPが自宅の近くにいることも多いのだから、もっと活用する方法もあるんだけど、残念ながらボクはその地理的なメリットを十分活用しているとは言えない。

ま、人によっては、近くの国際会議場を含めていろいろと住んできる人の活動に役立てられるものと思う。

2008年5月2日金曜日

タワーマンション・ライフ(60)ほたるまちオープン



ボクの住んでいるマンションの近くで工事中だった「ほたるまち」が今日オープンした。

午前中、知人とリーガロイヤルホテルで打ち合わせをした後、「ほたるまち」の方に2人で歩いた。

足がちょっと不自由なので、機会を見ては友達と歩くことにしている。

どうも、一人で歩くのは心細いという思いもある。

今まで、この付近に住んでいて最も困ったことは、近くにまともなスーパーがなかったということだったけど、うれしいことに今日、「ほたるまち」に大丸ピーコックがオープンした。

早速、店の入り口で募集していた会員カードを取得した。Edyカードだった。
なんか知らんけど、クマちゃんのぬいぐるみをもらった。。。

この辺りにしては食品の値段が高いけど、まあ、それなりの商品が揃っているので、来客時なんかにはいいね。



まだ、「ほたるまち」の中の喫茶店なんかは準備中でオープンしていないので、福島駅の方に歩いてフツーの店で食事をした。

何となくこの周辺は今日から都会になったみたいで、駅から降りる人間の雰囲気もちょっと変った気がする。

だって中之島の扇町高校が去って朝日放送が来た訳だから、まあ、訪れる人種も変ってくるよねえ。

午後に話し合う友達とは、ゴールデンウィーク中の爽やかな天気なんで、ボクの家でなく「ほたるまち」の川べりで打ち合わせをすることにした。

ちょうど、朝日放送の建物の川側に腰を掛けておしゃべりできる適当な場所があったので、ピーコックでおいしそうなコーヒーを買ってきて話をした。

この辺の行動パターンが貧乏臭いけど、それはそれで楽しいんだもんね。



川風に吹かれながらおしゃべりしたけど、仕事の話にしては大胆な会話になり、インドや皇室や山口組までからんでいたけど、この人との会話は相変わらず面白い。

話し込んでいると、目の前の船着場に観覧船らしきものが到着し、「今日は無料ですので、船からの観光はいかがですか~」とのこと。

2人で顔を見合わせて「うん、密談するにはバッチリじゃん」ということになり、早速、乗船。

船から、緑が映える工事だらけの街を見物しながら、話の続きをした。

「これって、これからずっと営業するの?」と、乗務員風の人に聞くと「検討はしているそうなんですけど、とりあえず今日だけです」だって。

「このまま川を下って、ボクんちまで乗せて欲しいなあ。」

「ほたるまち」という名前には、まだ違和感があるけど、ま、新しい街をそれなりに楽しもうと思う。



思えば、ボクがこの辺りのマンションに住み始めた頃は、川のそばには錆びたクルマがたくさん乗り捨ててあったようなひどいエリアだったのに、ものすごい変りようだ。

まあ、静かな住環境はなくなりそうだけど、こういう変化もそろそろ刺激があっていいのかもね。