タワーマンション・ライフ（59）なんだなんだ

朝、マンションの外へ出てタクシーに乗ろうとしたら、向かいの手島外科病院の周りに、消防車が次々と集まってくる。

１０台以上来ているなと思ったけど、まだ、次々と到着する。

しかし、停める場所がないので、仕方なく通り過ぎていく消防車もある。

ボヤがあったのか、病院の中で患者が放火でもしたか。。。

ボクのマンションから出かけようとしている人たちは、「なんだなんだ」という顔つきで信号を待ちながら眺めている。

消防士の人が、比較的のんびりとしているので、どえらいことにはなっていないようだ。

まさか消防車の宣伝用のデモではないだろうけど、雨の中でも消防車はぴっかぴか。

そりゃ、さっきまで倉庫で磨かれて出動を待っていたんだろうからね。

それにしても、さすがに都会だねえ。

ボクの田舎じゃ、絶対、消防車がこんなにじゃんじゃん来ないね。

タワーマンション・ライフ（５８）ペンキ塗り

ボクの住んでいるマンションの管理は、よくやっていると思う。

掃除なんか、毎日、何人かがマンションの内外を拭いたり掃いたりしている。

先日からは、ペンキ塗りが始まった。




フロア毎に日程を決めて、各戸の入り口のドアの枠やパイプスペースの塗りなおしをやっている。

また、屋上の大きなへリポートも何日もかけて塗っていた。

いくつかのフロアにネットが張ってあったので、やっぱり落ちたら痛いからかな、と思ったけど、落ちて「痛い！」と感じたときは既にあの世なので、これはペンキ道具を落としたときの対策だろうな。



ボクの部屋は、ヘリポートに近いので、長い間ペンキのにおいが漂っていて、エレベータを待っている間にラリってしまいそうになった。

タワーマンション・ライフ（５7）桜並木が待ち遠しい。。。

ボクの住んでいるマンションの前を流れる堂島川の向かいには、「桜の会・平成の通り抜け」事業で植樹された桜がささやかに咲いている。

しかし、確か今年でまだ植樹後２年目で、とても鑑賞するほどには成長していない。

もともと、この事業は、建築家の安藤忠雄氏らの呼びかけで、市民から寄せられた募金によって数千本の桜を植えて「平成の通り抜け」を作ろうとするものだ。

しかし、現在は工事のため別のところに移植されているが、もともと中之島遊歩道にも桜が植えられていて、ボクなんか花の下でよくコーヒーを飲んだりしたものだった。

日本の川沿いには桜が良く似合うし、とにかく桜が川沿いで咲いているのを見ると、うれしい。

堂島川の上流の天満橋の付近では、桜並木がすばらしい。その延長線上でここまで桜並木が続くようになるのが、とても楽しみだ。

今日は、ボクが打ち合せに出かけたついでに夙川の桜並木を見たが、こんなにすばらしい桜並木は無理にしても、何とか大勢の人の目を楽しませる桜の大木に育って欲しいものだ。



桜並木は、見た目にいいなあと思うだけでなく、マンションの価値に大きく影響すると思う。

花火が見える部屋に人気が集まるように、桜並木に近いマンションなんてやっぱりすばらしい。

後日、堂島川の上流の天満橋付近の桜を見に行った。

その日は曇天だったので、あまりきれいでなかったけど、初めて遊覧船から両岸の桜を見た。

街の中で、船に乗ったり桜を見たり、自然と触れられる機会があるんだから、できるだけ住んでいるマンションの近所にこういう場所があって、天気のいい日にウロウロするのは素敵だ。