2007年11月1日木曜日
タワーマンション・ライフ(7)公共施設は、社会からの贈り物
現在、住んでいるマンションは、公共施設に恵まれている方だ。一般に生活は、自宅だけでは成り立たないので、周辺環境がどうかが住宅価値のの半分くらいを占める。一般的には、区役所や警察、学校などのほか、病院、駅、バス停、美術館、公園などだ。
区役所や警察署、郵便局、税務署などは、年に何回かしか使わないから、隣接している必要はない。自転車や電車、バスで簡単に行ければ、まあいいだろう。学校は、近いと子供らが便利だろうけど、子供の騒ぐ声や運動会の練習の騒音などを聴くと元気を与えられたみたいでうれしいものだが、音が気になる人は避けたほうがいい。また、生徒が近所を走り回ったり、最悪の場合、けんかや落書きなどの問題が発生するかもしれない。しかし、保育所や幼稚園は近くに欲しいと思うだろうし、小さな子供を持つ母親にとっては、とってもうれしいものと思う。
駅やバス停は、生活に決定的に重要。できれば、駅が徒歩5分以内にあれば、通勤も通学にもとても安心。ただし、徒歩1分から2分という交通至便の場所や、地下街と直結しているマンションもある。駅前のマンションは、見知らぬ人が昼夜の区別なく周辺を歩いている訳だから、便利よりも不安の方が大きいと感じることもある。でも、地下街直結は魅力的だ。難波のあるマンションは、エレベータで地下街までストレートに降りて、雨にも濡れず、地下街の店はもちろん、地下鉄やJRの駅にも直接行けるので、むちゃくちゃ便利だと思う。また、一般の人がマンションに入れないような仕組みも取り入れられているので、その面では、安心と言える。
ボクの入居しているマンションの目の前にある公共施設と言えば、大阪府立国際会議場だ。以前、サミットを大阪に誘致しようとして建てた建造物だが、ボクの私的な会議にも毎月部屋を借りて利用していた。また、いろいろなセミナーやシンポジウムなどが毎日のように行われており、ときどき、参加するのに便利だ。少し離れたところには、大阪大学の大学院の建物や国立近代美術館、大阪市立科学館など、大阪の文化の中心地となるような設備が徒歩圏にいろいろあって、興味を持っている人ならば、とてもうれしいと思う。
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