2007年11月14日水曜日

タワーマンション・ライフ(18)散歩道は生活の潤い





タワーマンションに限らず、自宅から30分、1時間の散歩ができる場所があるというのは、単調になりがちな生活に大きな潤いを得られる。

散歩といっても、自動車に追い回され、排気ガスを浴びせられ、騒音に襲われ、危険が伴うのではたまらない。緑の木々の中を落ち葉を踏みしめて気持ちよく歩けないと意味がない。しかし、なかなかそう簡単に実現するものではない。なにしろ、自分が努力して解決するものでなく、自宅の場所を選んだ限りそう簡単に変えられるものではない。

もちろん、自宅の周辺で散歩できる場所を見つけて、いかに快適に歩くかは住む人の努力にかかっている。

ボクが、素敵だと思った場所として、大阪城公園や、中之島公園、うつぼ公園などの大きな公園に隣接するマンションは大変魅力的だ。玄関から出て、すぐに大阪城などの広大な公園が自分のものになるといううれしさはたまらない。

ボクの住むマンションには、残念ながらそのような大規模な公園がない。その代わり、中之島遊歩道が整備され、あまり水がきれいとは言えないけど、堂島川に沿って、川面を眺めながらかなり長い距離の散歩ができる。歩こうと思えば、遊歩道を利用して大阪市役所や中之島公園、大阪城公園まで行くことができる。

今は、京阪電鉄中之島線の工事中で遊歩道も仮設状態だけど、工事が終われば元のように大きな木の枝の日陰を歩くことができるのを楽しみにしている。歩きながら、堂島川を行き来する作業用の船や清掃用の船を眺めたり、ときどき行き来している「なにわクルーズ」の船、大学生のカヌー部の練習風景などを見ることもあって、散歩風景に変化をもたらしてくれる。

反対側には、比較的大きい下福島公園に隣接していて、玄関を出たら横断歩道を渡ってすぐに公園に入れる。藤棚の下の椅子に腰掛けて公園を眺めたり、将棋や囲碁を打ったり、野球をしているグラウンドの周囲の歩道を散歩することができる。

かつては、甲子園球場で対戦する巨人軍の長島監督が、近くのリーガロイヤルホテルに宿泊して、朝、この公園をよく散歩していたそうだ。

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