2007年10月30日火曜日

タワーマンション・ライフ(6)緑は大切



マンションの最大の問題は、戸建てと比較して、庭もなく玄関に木を植えることもできないので、どうしても緑が少なく、殺風景な生活になりがちである。ときどき、マンションの上層部でルーフテラスなどがつく住戸が販売されることがあるが、1棟の建物に数戸という貴重な住戸となり、価格が割高ではあるが非常に魅力的である。ルーフテラスがあれば、ちょっとした庭や盆栽の棚、ガーデニングなど、緑の花木を楽しむことができる。しかし、タワーマンションでは、ルーフテラスのある住戸など考えられないし、あっても風が強くて使い物にならないだろう。特に都心のマンションであれば、自分のマンションに付属している小庭や、ロビーに坪庭がある程度なの、どうしても、周辺の緑が頼みとなる。

そういう意味でボクの買ったマンションなどは、建物の周りにわずかに植樹された木々以外は、街や公園の緑しか期待できない訳である。幸い、このマンションは、堂島川に沿って遊歩道が設置されており、人工的ではあるが、緑が植えられており、川沿いの散歩などの時に、とてもうれしい。川の流れと木々を見ながら、自動車の危険に心配することなく、ゆっくり歩けるのは、非常に魅力的。

もうひとつは、小さな道を挟んでマンションの玄関の前からすぐに入れる下福島公園。グラウンドの周りに1週480mのランニング用のトラックがあり、グラウンドは、4組の野球ができるほど広い。周辺には結構いちょうなどの木々が植えてある。地震のときなどの広域避難所なので、ヘリポートに逃げるより、公園に非難するのが正規の行動なんだろうね。

ボクが個人的に気に入っているのは、夙川あたりの緑いっぱいの周辺マンションや池田市の五月山、甲陽園などの山に近くのパノラマ景観のすばらしいマンション、塩屋や須磨付近の海の見えるマンション、大阪城やうつぼ公園などの広大な緑の周辺にあるマンション、中之島公園の近くのマンションなどがとても魅力的だ。

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