2007年11月14日水曜日
タワーマンション・ライフ(20)携帯電話が繋がらない
マンションを購入して、最初に気がついたエライことは、携帯電話が入らないことだ。
当時、ドコモを使っていたが、家族で顔を見合わせて、「困ったなあ」「困るねえ」「友達とメールできないわあ」という状態だった。ボクは、妻とケータイ用のウェブサイトを作っていたんだけど、1人がエレベータで地上に降りて、うまくできているかテストしたものだ。おまけに、テスト結果に問題があって電話をで知らせようにも、そのケータイがつながらないのだ。
そのうち、妻と娘たちが「ケータイの繋がらないところになんか、住めません」と言って、元住んでいたマンションを改装してそちらに住み替えてしまった。ボクだって、めちゃ困るよ。
その頃、ボクは管理組合の役員をやっていて、インターネットなどの導入委員を担当していたので、ケータイも何とかせねば、とアンテナの増設に動いた。ケータイのアンテナは、地表のケータイを対象にしているので、ビルの20階くらいになると、どこでも入りにくいのだ。当時は、東京の霞ヶ関ビルの上層階でも入りにくかったのだ。
そんなことは言っておれないので、ドコモに相談すると設置に1億円、使用料が月あたり10万円だって。そんなお金は管理組合費からは出ないよ。関係のない低層階の人たちの協力が得られる訳ないじゃん。。。
で、KDDIにも聴いてみたら、なんと無料でアンテナを取り付けるとのこと。おまけにアンテナの場所代として月あたり4万円支払うとのこと。「すぐにアンテナを取り付けて!」ということで、ボクもすぐにauのケータイに変えた。
おかげで、高層階でもちゃんとケータイが使えるようになったが、訪ねてきた知人がau以外のケータイを使っていたら、通話ができないと嘆いていたものだ。もちろん、現在は、そんなことはないので、新しくドコモのアンテナも設置したようだ。
インターネットの導入も、いろいろと比較検討して、Kオプティコムになった。ただし、マンションまでは光ファイバーだけども、棟内は、電話回線を使う関係でADSLになった。初期の頃は、上り2Mbpsで、下り20Mbps程度だったのに、最近、上り下りとも100Mbpsになった。えらい進化だなあ。もちろん、最近のマンションは最初からケータイのアンテナや光ファイバーを導入しているだろうから、この頃の苦労はないだろうな。
中古のマンションを買う人は、この辺りの変化の早い設備がどのような状況になっているのかを必ず確認しないと、後で個別に対応できないことがある。
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