2007年12月23日日曜日

タワーマンション・ライフ(42)事件だ!火事だ!


都心に住んでいると、事件や事故が多いのは止むを得ないとある程度は覚悟の上だ。特に大阪の都心などと言うと、日本で最も治安の悪い街のようなイメージがある。

確かに、ボクが池田市というエレガンスな街から、大阪市福島区というやたらダサイと思っていた地区に引っ越すときは、事前に街をウロウロ歩き、地元の人に失礼だったけど「この辺りは、事件が多いですかねえ?」と聴いて回ったものだ。ところが、「いや、比較的平穏な街ですよ。」とのことだった。

実際にこの地域に住んでもう30年になるけど、確かに事件らしい事件はほとんど記憶にない。パトカーが非常ランプを点けているのを時々見かけるけど、ほとんど交差点での交通事故くらいで、それもそんな大きな事故には遇ったことがない。まして、ピストルを撃ちまくったということもなく、危ない大阪というイメージからは想像できないほど静かだ。

ちょうどボクのマンションの前の道路があみだ池筋と大阪中央市場へ行く通りとの変則的な四つ辻になっていて、結構、危ないところなんだけどね。ま、かつて、自転車と乗用車が衝突したので、目撃者を探す警察のポスターが張ってあったので、ときどき小さな事故は起きているらしい。

そう言えば、この間、近くの阪神電鉄・野田駅前で、参院選で運動中の舛添要一氏の運動員が尼崎市の男に刺されたというこの辺りでは珍しい事件が起こったけどね。

火事もほとんど発生していない。先日、写真のようにパトカーが数台いたので、喧嘩かボヤがあったのかも知れないけど。マンションに居るとき、年に1、2回は、消防車が列を成して走っているのを見ることがある。高層階から眺めると、かなり広い地域に渡って火事の煙や駆けつける消防車を見ることができるのだが、あまり見たことがないなあ。

そう言えば、かつて一度、遠くでもうもうと煙を上げてビルか工場が燃えているのを見たことがあった。火事は江戸の名物と言う訳じゃないけれど、近くで火事が発生したときなど、高層階のベランダは絶好の見物席になる。逆に自分のマンションが燃えたときは、付近の人にとって絶好の見物の対象となるだろうけどね。

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