2008年7月27日日曜日

タワーマンション・ライフ(78)天神祭り


自分の住んでいるところで、どんなイベントが開催されるのかは、住むところを選ぶ重要なファクターであると思う。

それが、伝統や文化に基づいて連綿と続いているイベントなら、さらに誇りを感じることができる訳だ。

幸い、日本には歴史的なイベントが各地で開催されており、それが地域の一体化に結びつく絆となる。



ボクが住んでいる大阪の福島は、かつて、そう1000年くらい昔の平安時代には、海辺であったが、この地から藤原氏らの貴族から疎んじられた菅原道真公が大宰府に流される際に、地元の人たちに非常に親切にもてなされ、当時、餓鬼島と呼ばれていたこの地を「福島」と呼ぶことにしたそうな。

その後、道真公が大宰府で亡くなったことを知った福島の地元の人たちが祠を建てたのが始まりだそうである。

大阪天満宮より古く、由緒ある神社であり、夏祭りの天神囃子は勇壮で海外公演なども行っている。

今年も、7月24日の宵宮の日には、「上の天神」(福島天満宮)からの子供神輿が警察官や大人たちに守られて「中の天神」であるマンションの敷地にやってきた。

中の天神は第二次大戦の空襲で消失したため、現在はマンションになっているが、このマンションの入居には天神祭りのイベントに協力することが条件となっていた。



今年も、神輿のお旅所として、厳かに行事が行われていたが、暑い日差しの中で近所に夏が来たことを強烈に印象付けることとなる。

このときに、神輿で打ち鳴らされる笛太鼓の「天神囃子」が聞こえると、何かうれしくなる。



本宮の日には、少し離れた天満の大阪天満宮の「天神祭」が行われるが、こちらは日本三大夏祭りと呼んでいるだけあって、大規模な催し。

祭りの好きなボクは、よく大阪天満宮の境内に行って、猛暑の中で祭り気分に浸っていたが、今年は体が不自由で、そうもいかず、日中に歴史的な衣装で行われる行列「陸渡御」(りくとぎょ)を見に行くこととした。

木の枝影で涼しく見物できる場所を確保して行列を待った。



先頭の「催太鼓」(もよおしだいこ)から、次々と派手な衣装の時代行列が続く。

子供や女性を中心とした「傘踊り」も楽しそうで大好きだ。なんといっても、この衣装が素敵。

この近くの高層マンションに住んでいるK氏の孫娘も、素敵な衣装で傘踊りの輪に突進して行った。親たちもそれをうれしそうに見ていた。

こういう老若男女が一体になって参画できるイベントはとてもいい。



鐘、太鼓の音や、神輿の掛け声、花火の音と、この2日間は騒音がものすごく、とても仕事にならないビジネス街の会社も、応援に加わっているのだから、まさに地域一丸となったイベントなのだ。

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