2008年9月19日金曜日

タワーマンション・ライフ(89)爽やかなベランダの風


(Photo:My room has a fabulous view of the Osaka city. -daytime-)

大阪市内の夏の酷暑のシーズンも過ぎ、自宅のベランダにも爽やかな秋風が吹き始めた。

真夏の都市の夜景を見るのも、涼みがてら気持ちがいいが、秋のつるべ落としのように急激に暗くなる街の様子を見るのも一興だ。

また、夏は暑くてあまり眺める気にもならない日中のベランダで、風を受けながら街の様子を眺めるにしても、初秋が最も気持ちがいい。

洗濯物だって、午後2時ごろ干したら、4時にはもう乾いていてアイロンかけが可能だった。

でも、洗濯物はきっちり留めておかないと、風で飛んじゃったら探すことはほぼ不可能だ。



これまでに、結構ベランダから街を眺めたけど、一番は早朝の日の出の頃がすばらしい。

生駒山から太陽が昇る前の時間、雲が赤く色づいて、徐々に青空に変化する過程は、眺めていても飽きない。

その次は、夕方。

背後の夕日がビルの窓ガラスに反射され、少しずつ暗くなり始めるとビルの電気やネオンが点灯し始めて、全く違う街の顔になる。

夜の街の風景は、梅田、中之島界隈の高層ビルが一望できてすばらしいが、京橋から天王寺にかけてのビル群が遠くに眺められ、難波や堀江付近の高層マンションまで続くビルの海とも言える風景は、何度見ても飽きない。

夜になると近くのビル中が見える窓もあり、その中で仕事をしている人や、ホテルのレストランの様子や病室でくつろいでいる人が見えることもある。

もう一つの楽しみは、眼下の屈曲したいくつかの高速道路を疾走するクルマの絶え間ない流れを見るのも楽しい。


(Photo: View of the Osaka city from my room. -nighttime-)

また、晴れた日の雲の流れや雨雲の通り過ぎる様子、月の前を横切る雲を見るのも楽しい。

特に、月の明るい夜は、月と流れる雲に彩られた天と、ビルとネオンの海から成る地の間を、伊丹空港に着陸しようとする飛行機が横切っていく姿はとても素敵だ。

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