2007年10月19日金曜日

高齢者ネットワーク


自宅のテレビ会議システムを含む「高齢者自律ネットワーク」の環境がかなり整った。

自分が、脳出血による入院から、自宅リハビリの状況になったが、ネットワークのおかげでかなり楽しく過ごさせてもらっている。しかし、多くの高齢者は、ネットワークの恩恵に預かっていない人も多いものと思われる。最近の退職者の中には、在職中、パソコンを使って業務をこなしていた人もいるが、決められた業務にパソコンを使ったことはあっても、自分の実生活のためにパソコンを活用している人はどれくらいいるのだろう。

市場には、Skypeやmixiをはじめとして、若者であればほとんどの人が知っており、有効に活用している人が多い。もちろん、パソコンは難しいとか嫌いとか思っている高齢者の人もいるが、確かに、ワープロや業務などにパソコンを使うのは難しく面白くないが、ちょっと別の見方をすれば、これほど便利な生活用具はないと思われる。


何てったって、体の不自由な人(ボクはリハビリ中、外出がとても億劫だった)にとって、自宅にいながらにして、現実では考えられないほどの巨大デパートや日本中の各地のお店を訪ねて、ショッピングできるのだ。さらに銀行とオンライン契約を結んでおけば、その場で支払いを済ませ、宅急便などで自宅まで運んでくれるのである。

また、Youtubeなどの映像配信ツールを使うと、有料、無料のさまざまな映像コンテンツをいつでも楽しむことができるし、若かりしころ流行った思い出の映像などを懐かしく見ることができる。

Skypeやさらに高精度な画像を用いたテレビ会議システムを使うと、お互いに容易に会うことができない知人と話をしたり、趣味の合う人を見つけ出して、夜のふけるのを忘れて議論することができる。また、仲の良い友達と距離を越えて、お酒を飲み交わすこともできるのだ。

ボクの当面の環境は、世の中にある便利なサイトやボクの趣向に合ったサイトをさがしてまとめるとともに、自分の意見を密かに書き残しておくブログを作ったりすることと、知人といつでもおしゃべりできるコミュニケーション環境を構築することである。

ボクのマンションも、光ファイバーと棟内ADSLを使って、上り下り100Mbpsになったし、液晶やプラズマ大画面テレビもリーズナブルな価格になってきたし、パソコンと大画面テレビの接続もサラウンドアンプとの接続もデジタルで可能になり、それぞれの機能をフルにパソコンで活用できるようになった。

パソコンと大型テレビ(ディスプレイ)を接続することで、小さな画面の文字主体のパソコンでなく、皆で眺めたり、会議をしたり、遠隔地の人とおしゃべりができるのである。

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