2008年3月24日月曜日

タワーマンション巡り(4):N4タワー



今日は、いい天気だったので、リハビリを兼ねて散歩に出たついでに、中之島4丁目に建設中のタワーマンション「N4タワー」のモデルルームを訪ねた。

月曜日と言うこともあって、見物客は少なかったが、夕方になると契約などに来る人が増えてきた。

ここでは、最近のモデルルームの定番である映像による説明があったが、中之島周辺の建物を地図上にクリスタル(プラスチックだろうけど)で作られた模型が光に照らされて、その向こう側に映像を表示して解説を行うと言う趣向もあった。

やはり、「中之島4丁目」という場所をすごく意識させる手法を取っている。

確かに、ボクが現在住んでいるマンションを購入するときに比較したのが、当時中之島3丁目に建設中のマンションであり、ほぼ購入する手はずまで進んでいたが、現在のマンションと比較して後、結局、背が高くて広い方を選んだんだけど、北区中之島3丁目という地名にはすごい魅力を感じたものだ。

当時でも、「中之島には、もうマンションなど建設されないのではないか」と思ったし、その時の販売員もそのように説明していたものだ。

その後、実際に建設されたのは「グランスイート中之島タワー」だけで、他には小規模な賃貸マンションができたのみだった。

ところが、ここに来て、今秋の京阪中之島線の開業が迫る中、中之島4丁目の開発が一気に進み始めた。

ここにあった、日立造船本社ビルや日本生命中之島研修所が既に解体され、扇町高校も3月末で解体されるとのことだ。

日立造船本社ビルの跡地には、良くウロウロしているボクが気づかなかったくらいすばやく、小ぶりの商業ビルが建っていたが、その奥にこの「N4タワー」が建設される。



付近の堂島川の向かいでは、大阪大学医学部跡地に建設中の朝日放送(段ボール・ビル)と、オリックス不動産の50階建てマンションなどの大規模な開発がほぼ完了している。この街を「ほたるまち」と呼ぶことになったそうだ。

今まで、このあたりは、梅田に近い割に古びた建物が多かったんだが、この1、2年で古いビルなどの建物が進み、風景がほぼ一新されるくらいの激しい変化が起きている。

特に中之島3丁目(新築の関西電力本社ビルやツインタワーとして建設が予定されている朝日新聞大阪本社などが存在する)と4丁目(市立科学館、国立近代美術館、阪大中之島センターなど)は、これまでの街が全面建替えの様相だし、中之島5丁目も(府立国際会議場、住友病院は建設済み、リーガロイヤルホテルが改築の予定)ほぼ一新される。全然わからんのが中之島6丁目だけど、これは中之島駅の完成後のことだろう。

確かに、中之島4丁目付近は、歴史的にも、街としても、とても素敵な場所であることは間違いないのだけど、問題は住み易いかどうかだった。ビジネスを目的とした利用には抜群にいいんだけど、これまでは、買い物をするには、梅田のデパートや地下街か、隣の野田駅前のスーパーに行くしかなかった。ところが、近くの「ほたるまち」にスーパー「ピーコック」が近いうちに開店するほか、中之島4丁目エリアにもショッピングができる商業ビルが建設されるそうだ。



そうなると、マンションの立地としては、地域のステータスもあり、販売価格も4~5千万円あたりが中心でまずまずリーズナブルだと思う。駐車場も普通車で月額2万3千円からということなので、これはこの辺りとしては安い方だろう。

何しろ、大阪のど真ん中で、様々な公共施設が林立しており、川面に囲まれた緑の遊歩道もあるような、非常に狭く限られた数のマンションしか建たない中之島に、自分の城を持てるのは気持ちがいいはずだ。

しかし、このマンションの上層階はめちゃ高価で、先日、テレビでもマンション訪問の番組に取り上げれられていたが、約4億円だった。

その部屋には、なんと寿司カウンターがあり、リーガロイヤルホテルから寿司職人が造りに来てくれるそうな。ま、そんな使い方もできる場所だと言うパフォーマンスだろうけど、それが可能な場所は大阪にはそんなにないと思われる。

右の写真は、34階建て「N4タワー」の完成予想図だ。(建設が終わったら、自分で写した写真に取替える予定)

そんなわけで、ボクにとってもとても魅力的なんだけど、環境をほぼ共通化している我が家と取り替える意義があるかどうかは、ちょっと疑問。もし、住み変えをするなら京都がいいかもね。新しい京阪中之島線ですぐここに来れるんだし。。。

何にしろ、近くにショッピング施設ができるのは、近くのマンションに住むボクにとっても、めちゃうれしいよ。

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