2008年3月16日日曜日

タワーマンションライフ(53)黄砂の季節



今年も黄砂の季節がやってきた。

中国製造の毒餃子事件の決着をウヤムヤにして国民の疑惑が消えないので、日本人の感覚として黄砂までもが憎くなってしまう。

タクマラカン砂漠などからの砂と、工業化の進む中国の工場から出された汚染物質も混じっているけど、マスコミはほとんど無関心を決めている。

おまけに、中国は、モンゴル、日本、韓国との間で計画されていた黄砂の監視プログラムを開始する予定だったが、最近これから離脱した。中国は、今後収集する情報を「国家機密」であるとし、他国と共有しないと述べていて、どうも身勝手に聞こえてしまう。

こんな状況だから、気候は小春日和になってすっかり春らしくなってきたのに、どういう訳かあまり心が晴れない。

大阪市街もご覧のようにどっぷりと黄砂に覆われ、高層階から眺めると一段とそう感じる。


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