2008年2月27日水曜日
タワーマンション・ライフ(51)近くに高層ビル構想
最近、中之島の西部地区は大変貌を遂げつつあるが、少し先の江之子島に高層ビルが計画されている。
ちょっと、東京の六本木ヒルズのミニ版のようで、あまり面白くないデザインだけど、近くにビルができるのは、寂れつつあったエリアの活性化に繋がるので、とりあえず歓迎だ。
しかし、この建物は高層マンションのようなので、ボクらが訪れる楽しみはないね。
もともと、この土地は、明治7年から大正15年まで府庁だった場所だ。その後、府立産業技術研究所が置かれていたが、和泉市に移転した後は長い間放置されていた。
散歩の途中でも、薄汚い建物に「何とかせいよ」と思ったものだ。
ま、大阪府も財政建て直しの真っ最中で、この土地の有効活用をコンペで競ったようだ。
何にしろ、少し小奇麗な街になって欲しいものだ。
ボクのマンションからもごく近いが、今までボクの住んでいるマンションが大阪の街の端っこ(都心の意味)だったけど、この建物が完成すると我が家も少し街中になってきそうな雰囲気だ。
ちなみに、図の赤矢印がボクの住んでいるマンション。
2008年2月26日火曜日
タワーマンション・ライフ(50)マンション管理サービス
マンションは、管理を買えと言われるくらい、入居後のアフターフォローは大切だ。心地よく住み続けられるかどうかは、一途に管理にかかっている。
今日は、午前中にボクの部屋に水道管の清掃と言って、若い作業員が来た。
最近は、マンションに業者が入るときは、管理組合の許可を受けた業者だと言うことが分かるように、腕章をつけている。
事前に、清掃業者が各戸に何日の何時ごろに訪ねていくとの連絡を受けていたので、洗面所や台所の管が通っている洗面台の下などを簡単に片付けておいた。
作業員の人は、バケツと長いロープ状の管を持って入ってきた。
そして、風呂場や洗面台の配水管から管を差し込んで溜まったゴミなどを吸引している。
外へ出てみると、引き込んだ管は同じフロアからでなく、ずっと下の方から手すりに巻きつきながら昇ってきている。ひょっとして、1階に吸引用のモーターを設置していたのかなあ。
これまでに、配水管が詰まったことはないが、マンションの掲示板によると、以前、どっかのお家の洗濯機置き場の配水管から、大量の泡が吹き出して管理組合が調査に乗り出したことがあった。
どうやら、上層のお宅で濃い洗濯液を大量に流して、縦方向の管の中で泡が大量に発生したことが原因だったそうで、洗濯の時は、大量の石鹸液を流さないように注意書きが配られたことがあった。
やっぱり、管が長いとその途中でいろいろな事故が起こるんだね。
2008年2月17日日曜日
タワーマンション・ライフ(49)山に囲まれて。。。
最近、自宅に訪ねてきた人が「あれっ、大阪って完全に山に囲まれてるんやねえ。」と関心したように話しかけた。
確かに、都心に住んでいるとビルばっかりで山が全く見えない。
しかし、南の方角に帰宅する人は金剛山が迫ってくるだろうし、東の方角に帰る人は生駒山を越えて奈良に入るし、北に帰る人は五月山に、西に帰る人は六甲山を常に眺めているだろうから、山が見えないのは都心に住んでいる人たちだけである。
ところが、タワーマンションに住んでいると、ビルなどの建物群の向こうに必ず山が見えるのだ。
自分の家に入った瞬間、町の喧騒から、一気に静かな空間と遠くの山々の自然な眺めが手に入ると言うタワーマンションの魅力はこたえられない。
マンションに移り住んだ最初の頃は、街の高層ビル群と高速道路を走る自動車の流れに感動した。特に、夜の風景は、ほとんどビルの窓と車のライトがすべてで、他の風景を消し去ってさらに映えてくる。それに加えて、着陸態勢に入った航空機のライトもすてきだ。
次に、川の流れや遠くの山の姿、広い空に浮かぶ雲が素敵に感じる。これは、昼の姿であるし、窓から見える遠くの自然から成る背景でもある。
それから、建物それぞれの特徴などが面白くなる。あそこに見える不思議な形は何だろうとか、あ、大阪城が見えるとか、粋なスタイルのビルだなあ、などに興味が移るのだ。
その中で、山がクリアに見えるのは、月に4、5日じゃないかなあ。
山がくっきり見えたときは、外を眺めていてもなんかうれしい。
電車を乗り継いだりして山際まで行くことなく山が見えるのって、ものすごく得をした気分になるのだ。
2008年2月10日日曜日
タワーマンション巡り(3):シティタワー西梅田
いつも気になっているマンションの1つが、自宅から良く見える住友不動産の「シティタワー西梅田」である。建設予定のモデルールームを見に行って以来、もう数年になるが、完成したら一度は見ておきたいと思ったのだ。
今日は、昨日の雪景色と打って変って、なごやかないい天気なので、リハビリを兼ねて見に行ってみることにした。
ボクの住むマンションから、少し距離はあるのだが、ボクのマンションの横から赤バスに乗ると、目的のマンションのまん前に着くから、歩く距離はほとんどないのだ。
「シティタワー西梅田」のマンションの入り口から一歩入っただけで、普通のマンションと違うことがはっきり分かる。これまでのマンションのイメージでなく、完全にホテルライクな内装なのだ。
入り口を入ったら、どこにエレベータがあるのかな、と迷うくらいに広くてきれい。
エレベータもホテルライクなデザインで、案内の人に「スイスホテル(かつての南海サウスタワーホテル)からパクってきたようなエレベータですね。」と言ったら、笑っていた。
建設前のモデルルームの説明で既に知っていたが、9階がロイヤルホテルからモーニングのためのパンなどが販売されている広いマンションのロビーで、マンションの8階までが自走式の駐車場なのだ。
タワーマンションは、見晴らしがウリなので、ビルに囲まれて見晴らしのあまり良くない下層を駐車場として使ったことは、すばらしいアイデアだと思う。
それに9階のロビーは、普通のマンションと明確にレベルが違うというステータスを無言で伝えている。
次の写真が、コンシェルジェと来客用の打ち合わせなどができる9階ロビーである。
比較的人気の高い、北西の角部屋を見せてもらった。
こちらの方角は、淀川から大阪湾、六甲山、神戸方面が見渡せる。今日のように天気が良ければ、明石大橋や淡路島を眺めることができ、すばらしい景観だ。
特にこのマンションは、特殊な工法によって、角に柱がなく床の端からガラスの壁が立ち上がっている。「ここで採用した工法は特許をとっていて、他社にまねができません。それに、結構難工事だったらしく、工事に携わった企業は二度と作りたくないと言っているんです。東京の建設業者の方もよく見学に来られますよ。」と胸を張っていた。
確かに、角部屋のガラスの壁に囲まれた居間とキッチンは、巨大なガラスを通して見えるすばらしい景色とあいまってとても素敵だ。
このマンションの場所は、JR福島駅から徒歩5分、大阪駅から徒歩12分と、通勤などには便利だ。
近くには、小さいながらも公園があり、その向こうにシンフォニーホールがある。また、周りに新築されたお寺や女子高校などがあり、町の景観としてはそれほど悪くない。また、近くのビルにコンビニ「ピーコック」ができており、日常の買い物も不便はないようだ。
ただし、マンション自体はほぼ敷地一杯に建っていて、土地に余裕はない。
周辺は、ビルや古い戸建が建っているが、汚い街のイメージは感じない。
周辺の将来性を見ると、マンションのすぐ近くに開発が間近に迫っている大阪駅北ヤードがあり、徒歩10分くらいで行くことができる。また、そこには、梅田北駅もできる予定だ。
そのため、販売当初は結構割高なマンションだと思われていたが、今の段階ではリーズナブルな価格と思われており、投資も含めてほとんど売り切っているそうだ。以下の写真は、マンションから工事中の大阪駅や、建設予定の北ヤード方面を望んだものである。
さすが、ボクのマンションが建設されてから10年の開きがあって、建物自体はすばらしいと思う。もう、以前のマンションのイメージを一新し、まさにホテルに住んでいる感覚である。しかし、ここまできれいにすると、ロビーも廊下もよそ行きのイメージになり、住民が落ち着かないのではないだろうかと心配になる。
少なくとも、ボクはこの建物とガラス仕様の部屋と内廊下、それにロビーなどは、とても気に入った。
周辺環境は、ボクの住んでいるマンションに比べて、北ヤードの楽しみはあるとしても、やっぱり川や遊歩道、広い公園、中之島、様々な施設に恵まれている分、ボクの住んでいるマンションの方に分があると思う。
従って、ボクにとってこのマンションは買い換えたいほどの明らかな違いはないとは言え、大変魅力的なマンションであることには、変わりはない。
2008年2月9日土曜日
タワーマンション・ライフ(48)おおらかな打ち合わせ
タワーマンションである必要はないけど、都心に住んでいて便利だと思うことは往々にしてある。
今日も、自宅に東京からの客を招いて打ち合わせをしていたが、昼食に川向いの国際会議場で食事をした後、ちょっと雰囲気を変えて、打ち合わせをしようということになって、その隣のリーガロイヤルホテルに行き、滝の見えるラウンジでゆっくり抹茶をいただきながらおしゃべりをした。
大きなガラスの向こうには、緑と滝が見えて気持ちがいい。
着物を着たウェイトレスが、「抹茶はいかがですか?」と進めてくれたので、自宅でも飲めるコーヒーを止めて、お勧めの抹茶にした。
うん、なかなか飲みやすくてうまい!
ボクは、システムの企画などを考えるのが好きだけど、こういう雰囲気でおしゃべりしていると、企画もおおらかになってきて、とても気持ちがいい。
そういう意味で、マンションの近くにある設備を使いこなせると言うのは、すごいメリットだと思う。
ボクのマンションは、向かいが国際会議場なので、昔は毎月「平成貴族の会」という一風変った会合を開いていた。ま、ボクの会議室だね。
その横が、先ほど述べたリーガロイヤルホテルだ。これは、ボクの応接室。
こんな風に自分の住まいの延長線にあると思えば、多少高価なコーヒーだって、まったくリーズナブルに感じてしまう。
だから、マンションを購入するときは、周りの利用できる施設の利用権も込みで検討するべきだと思う。
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