2008年5月19日月曜日

タワーマンションライフ(64)ゆっくり考える


ずっとマンションの中に居ると、どうも軟禁状態になったような気がするので、やっぱり時々は外に出てゆっくりと考え事にふけりたいときもある。

そんなとき、自宅の周りにゆっくり腰を下ろすところもないのでは、ちょっと寂しい。

そういう意味では、幸いボクの住んでいるマンションの周辺には、いくつか座って静かに物思いにふけることができる空間がある。

そのうちの1つが、堂島川の向かいに整備された遊歩道だ。

これと言った仕掛けがある訳ではないが、街の中とは思えないほど静かで、この季節には(今、5月)川風が爽やかで、座っていてもとても気持ちがいい。

リハビリを兼ねて散歩するにはもってこいの場所だし、座り込んで考え事をするにもいい環境だ。

自動車の音は、コンクリート製の堤防で遮られるのでほとんど聞こえない。

人通りはほとんど無い。

船は時々往来するけど1時間に1隻くらいの頻度だ。



向かいのマンションから見られているかもしれないけど、ボクも含めてほとんど誰が居るかについて関心もない。

こんなところに完全に現実世界から隔離された空間があるのだ。

普段、気にしなければ、全く気づかないような場所に、市街地にありながら、社会とは全く切り離された自分の空間を確保できることに驚くのだ。

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