2008年1月17日木曜日
タワーマンション・ライフ(45)しまった!と思うとき
タワーマンションに住んでいたからこそ、困った!と思うことがある。
一番、多いのはエレベータで1階まで降りて玄関から出た時、「あ、雨が降っているではないか。」と分かったときだ。
「え~っ、傘が要るよねえ。これからまた43階まで戻らないといかんの?」
このときのショックはかなり大きい。
まず、キーで入り口のドアを開けないといかん。これが、かなり面倒くさい。
体が不自由だと、さらに気が重いのだ。しかし、これはタワーマンションでなくとも、そういうしくみを取り入れたマンションだと仕方がない。
問題は、エレベータだ。
一度、1階まで降りるだけなら、ほとんど負担は感じないんだけど、一度降りてから再び元に戻り、もう一度降りて来なければならないというのは、すごい苦痛に感じる。
駅まで歩いて行って「財布を忘れた!」と気がつくときの感じに似ている。
むしろ、そのときのほうが、エレベータで上下する時間の割合が小さいからか、あまりそういったショックは受けない。
エレベータで降りる途中に気がついたときは、面倒だと感じるけど1階で折り返す。
このときは、あまり「残念だ!」という気にならない。それより、エレベータから降りてドアが閉まった後でなくて良かったとホッとする感じだ。
やっぱり、一番のショックは、玄関から出て雨が降っていたことに気づいたときだ。「えい、駅まで5分くらいだから、このまま傘をささずに歩いていこう。」と決断して、びしょぬ濡れになって駅にたどり着いたことも何回もある。
43階のエレベータホールにも外が見える窓があるんだけど、土砂降りでない限り雨が降っているかどうかが分からないんだよね。雨が降っていることに気がつくのは、道が濡れて水溜りができているとか、傘をさして歩いているとか、車のタイヤで水の音がしているのを見たり聞いたりするからわかるのだ。
特に、小雨の場合などは、全く分からない。空が明るいまま雨が降っているときなど、雨と判断する材料が全くないのだから。
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